中城ふみ子は帯広市出身。戦後の歌壇に偉才を放ったが、癌に侵され31歳で生涯を閉じた。 疎林は94歳の春、庭のオンコに降り積もる雪景色を眺めながら画仙紙を短冊に切り、つれづれに筆を進めた。 後にこれらが散逸しないように集めて裏打ちをしてつなぎ合わせ折帖とした。 中城ふみ子の歌61首が2冊に、短冊に書きながら疎林が詠んだ歌17首が1冊にまとめられ、手作りの折帖3冊がケースに収まった。
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疎林 乳房喪失を書きながら詠む